ギャラリー KTO・サブスティテュート
substitute

ギャラリー KTO・サブスティテュートとは?
渋谷神南のモッズ ファッション ショップ "blues dress" の壁に ART 作品を展示していくプロジェクトです


about GALLERY KTO substitute
project to display ART works on the wall of the mod fashion shop "blues dress" in Jinnan, Shibuya

blues dress

http://www.bluesdress.com/
〒150-0041 東京都渋谷区神南 1-13-15 S-Glanz SHIBUYA (元 光立ビル) 1F
Koritsu Bld 1F 1-13-15 Jinnan Shibuya Tokyo Japan
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お問い合わせ
blues dress : 03-3461-7655
GALLERY KTO : 03-6881-9936 / kto.harajuku@gmail.com

現在の展示
current exhibition

三井田盛一郎 個展

「Little Story -小さなお話」
2022年8月23日 (火)〜2022年9月6日 (火)
Tue Aug 23 2022 ~ Tue Sep 6 2022

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「波平」

”裸足の脚を浮かせて、

ブランコに腰掛けている老人。
小さなお話で、森へ連れ去られる男です。”

2013年/パネルに木版画/90x 60cm

《Little Story -小さなお話》
  このタイトルで初めて展示をしたのが2015年のこと。大きな話となれば、歴史とか政治とか、論説でも始まるのだろうけれど、私のは多分“小さな”というわけで、小説のようなこと。目の前で起こったことでも、描いてしまえば、フィクションになっていく。このフィクションのモチーフが随分とたわいないことなので「小さなお話」と題し始めた。
 こんな、”描くこと“の理由には、“あら、絵が描けない”という、確かな感覚あったのだけれど、これはまたの機会に。描いているものは、眼に映り込むものや出来事、そして言葉や絵の方法でこしらえたものや出来事。
 20年ほどのむかし、“何かが表象されること”を懸命に避けようとしていた。今の描くことは、何かが表象されてしまうことを懸命に認めようとする。
 描く。するとヒトや花、風景に模様、何か愛のようなお話が、現れる。鬼や天使、巨人は人の世界から離れて彼らの倫理を実行してくれる。悪くない世界。描く。すると確かに、何の像が結ばれる。現れる世界は、描かれる瞬間、横滑りを起こす。描こうとしていた事をすっかり忘れて、ヒトは木に、花は顔に、顔は風景に変身する。多分。絵は、私に自由に振る舞い、私は絵を自由に扱おうとはしていない。
 そうやって、小さなお話は続いていく。
2022年8月7日記 昨日知人たちとサミュエル・ベケット の話をした。

        三井田盛一郎

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「小さなお話ーother's hands」

”自分の両頬に両ね手をやる。

それは優しい優しい誰かの手でした。

2015年/布にアクリル

「小さなお話ー沐浴の図」

”独りだけで膝を抱えて入ることができる、

タイル貼りの浴槽。なんて素敵なんでしょう。

少し高いところに同じ大きさの窓があります。

2015年/布にアクリル

三井田盛一郎/MIIDA SEIICHIRO

《略歴》
1965年 東京生まれ
1992年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻    卒業
1993年    東京芸術大学大学院美術研究科修士課程(版画)中退
現在 東京藝術大学版画研究室 教授

《展覧会と作品》
1992年 ‘92版画「期待の新人作家」大賞展 大賞受賞
1996年 第25回現代日本美術展 佳作賞受賞(東京都美術館、京都市美術館)
1997年 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展 コミッショナー:針生一郎
1998年 VOCA展‘98 上野の森美術館 Work ‘97”景色のある”
1999年 Exhibition MIIDA SEIICHIRO  InnGalerie(オーストリア)
2000年 町田市立国際版画美術館作家招聘 次代をになうアーティスト達①三井田盛一郎展
2002年 木村秀樹・三井田盛一郎・吉岡俊直 展ギャラリー旬(名古屋)
2003年「JOINT RESEARCH & DEVELOPMENT展」ディー・クライネギャラリー(ウィーン)
2004年 “Ispa JAPAN NAGOYA” 「日本の木版画100年展−創作版画から新しい版表現へ−」
名古屋市美術館(同美術館、大学版画学会主催)
「JOINT RESEARCH & DEVELOPMENT展」 SCHLOSS LANDECK(ランデック市美術館/オーストリア) 
2004年 Ispa JAPAN「国際現代版画展—The PLATE」*東京芸術大学大学美術館陳列館
2006年 EXHIBITION 2006 a landmark MIIDA SEIICHIRO GALLERYゆう(岐阜、大垣)、EXHIBITION a plate MIIDA SEIICHIRO ギャラリー旬(名古屋)
2007年 GRAPHICA/Final Destinations 京都市美術館
2009年 EXHIBITION MIIDA SEIICHIRO  尾道市立白樺美術館(現尾道市立大学美術館)
2012年 PAPER-UNPAPAER MUSEUM of China Central Academy of Fine Arts中央美術学院
2013年 Print Art Trienniale in Kyoto  京都市美術館
2014年 T木版ぞめき―日本でなにが起こったか―」東京藝術大学大学美術館
          三井田盛一郎展 アートゾーン神楽岡(京都)
2015年 Exhibition MIIDA SEIICHIRO – “岸壁の父母-此の人の月日” Higure17−15 cas
    「版画とコード・会議と展覧会」 四川美術学院 (重慶・中国)
Exhibition MIIDA SEIICHIRO – “岸壁の父母-此の人の月日” Higure17−15 cas
2017年 日中交流展「紐帯」寧波美術館(中国 寧波)
2020年「共鳴する刻[しるし]―木口木版画の現在地」CCGA現代グラフィックアートセンター(福島)
2021年   版は物語る 文房堂ギャラリー(東京、神田)
他、個展多数